こころと身体の健康コーチング薬膳茶房リブ国際薬膳師山下れい子
節分です。節とは季節のこと。
節分は季節が分かれること。節を越すと立春。自然界を主体とした本来の新年です。
「鬼は外。福は内。」
これは、
『陰の寒邪は外、太陽の邪は内』といった意味合いもあるようです。
大自然のエネルギーの動きを大切にする中医学薬膳では、地球と太陽と月の位置関係から、「陽の氣」が盛んになり始めるタイミングを「立春」とし、一年の始まりと考えます。秋から冬の間は、陽の氣が減少していたので、下の写真のように陽や温の補充を意識するものが役立ちました。

しかし、節が明け立春をすぎ、陽氣が入ってくると、肝の気が自然と上がってきます。眩暈、ふらつき、頭痛、肩こり、鼻水、花粉症、イライラ、憂鬱、生理痛の悪化などがはじまります。下の写真のように気が上がりすぎないもの、気を鎮めるものを意識してとりたいですね。
まだまだ寒いですが季節の変わり目でセルフチェックしてみては如何でしょう?
薬膳茶や食材を見直してみませんか?





