新型コロナ患者の9割を漢方で治療 中国!! を掘り下げて食べ物に置きかえてみました♡‪りぶちゃんの薬膳勉強№23

りぶちゃんの薬膳勉強 №23(「新型コロナ患者の9割を漢方で治療 中国」を掘り下げてみました)

《前回は「パンデミックと表明された新型コロナウイルスから身を守る」でした》

コロナショックが続いていますがお元気ですか?肉眼で見えないだけに不安になることも多いのかもしれませんね。小さい小さい小さい小さぁーーーーい世界で実在するものなので、専門家のご意見を尊重したほうが良さそうですね

うるさいほどご存じでしょうが、繰り返し言います。
三密(密接・密着・密閉)を避ける+マスク+手洗い+消毒

さて、今や新型コロナウィルス (COVID-19)」が世界の共通言語になっています。調べているうちに興味深い記事を見つけました。皆様とシェアたいと思います。

▼ ▼ ▼


新型コロナ患者の9割を漢方で治療 中国
 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
関連記事1はこちら
関連記事2はこちら

中医学薬膳を学んでいるりぶちゃんはとても気になります。
みてみましょう!!

上記関連記事の抜粋によると、
「漢方薬が全面的に入り込み、治療に深くかかわったのが、今回の新型コロナウイルス感染症対策の特徴だ」と。軽症、あるいは回復期の治療では漢方薬は早めに使われ、重症、重篤の場合は漢方医学と西洋医学の両方を使って効果的に病状の進展を緩和した。漢方薬の有効率は90%以上に達した。「この結果、漢方薬により症状が効果的に緩和されることが示された。漢方薬が軽症や一般的な症状の患者が重症化するのを減らし、治癒率を高め、死亡率を下げることも分かった」という。

ん?何をつかったの?

金花清感(キンカセイカン)顆粒
インフルエンザに使われている清熱解毒薬

連花清瘟(レンカセイオン)カプセル
感染症の清熱解毒と咳や呼吸困難の改善に

清肺排毒湯(セイハイハイドクトウ)
慢性的な呼吸器疾患や粘り気の強い痰の除去に

この三種類だそう。ところが、
これは日本で処方することができないらしい。

そこで、
a)日本で処方されているものに置き換えると何にあたるのかな?
b)それを食べ物に置き換えると何にあたるのかな?
そのへんを探ってみました。


a)日本で処方されているものに置きかえると何にあたるのかな?
b)それを食べ物に置き換えると何にあたるのかな?


この4種(6つ)もしくはこれらの組合せだそう

a-①黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ):清熱瀉火
体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめる働き。体力がある人で、のぼせ気味、また血圧が高めの人に。のぼせ、ほてり、イライラ感、不眠、動悸、胃炎、鼻血などの出血、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり・めまい・耳鳴りなどに適応します。
b 食べ物に置き換えると:山梔子(サンシシ/くちなし)、蓮心(レンシン/ハスの実の杯芽)、緑茶(リョクチャ)、プーアール茶、洛神(ラクシン/ハイビスカスローゼル)、浅蜊(アサリ)、筍(タケノコ)、柿(カキ)、洛神(ラクシン/ハイビスカスローゼル)、食塩、など

 

a-②清上防風湯(セイジョウボウフウトウ):清熱解表解毒
顔の熱や炎症をとり、また皮膚病の病因を発散させる働き。特に上半身の皮膚病、ニキビの治療に。体力のある人で、赤ら顔の人に。
b 食べ物に置き換えると:薄荷(ハッカ/ミント)、桑葉(ソウヨウ/桑の葉)、菊花(キッカ/食用菊)、防風(ボウフウ)、決明子(ケツメイシ)、問荊(スギナ)、春雨(ハルサメ)、緑豆(リョクトウ)、生大根(ナマダイコン)、牛タン(ギュウタン)、など

 

a-③荊芥連翹湯(ケイガイレンギョトウ):清熱解毒消腫理気
体の熱や腫れをひき、病因を発散させたり、血液循環をよくする。
蓄膿症や慢性鼻炎、痰がからむ扁桃炎、炎症をともなうニキビや湿疹などに。また、そのような病気になりやすい体質を改善。
b 食べ物に置き換えると:枳実(キジツ/ダイダイ)、アロエ、陸鹿尾菜(オカヒジキ)、昆布(コンブ)、海藻(カイソウ)、楤の芽(タラノメ)、鳩麦(ハトムギ)、西瓜の種(スイカノタネ)、冬瓜仁(トウガンニン/冬瓜の種)、アガリスク、など

 

a-④清肺排毒湯(セイハイゲドクトウ)
これに関しては医事新報の興味深い記事もあります
麻杏甘石湯+胃苓湯+小柴胡湯加桔梗石膏で
・麻杏甘石湯:清熱潤肺去痰
気管支を広げ、痰を出しやすくして呼吸を楽に。ひどい咳や気管支喘息に。
b 食べ物に置き換えると:杏仁(キョウニン)、甘草(カンゾウ)、白果(ビャッカ/ギンナン)、琵琶葉(ビワヨウ)、バナナ、ゆば、アーモンド、慈姑(クワイ)、麦門冬(バクモンドウ)、桑葉(ソウヨウ/桑の葉)、花梨(カリン)、麦門冬(バクモンドウ)、落花生(ラッカセイ)、蕗(フキ)、など

胃苓湯:健脾健胃
食あたり、お腹のゴロゴロ、下痢、嘔吐、腹痛などに。
b 食べ物に置き換えると:陳皮(チンピ/ミカンの皮)、山査子(サンザシ)、生姜(ショウガ)、鳩麦(ハトムギ)、艾葉(ガイヨウ/よもぎ)、柘榴(ザクロ)、梅干し、蓮子(レンシ/ハスの種子)、五味子(ゴミシ)

・小柴胡湯加桔梗石膏:潤肺止咳去痰
のどの炎症や痛みをやわらげたり、そのようになりやすい体質を改善。
b 食べ物に置き換えると:人参(ニンジン)、 甘草(カンゾウ)、生姜(ショウガ)、杏仁(キョウニン)、琵琶葉(ビワヨウ)、魚腥草(ギョセイソウ/ドクダミ)、金銀花(キンギンカ)、桔梗(キキョウ)、花梨(カリン)、オリーブ油、蜂蜜(ハチミツ)、生大根(ナマダイコン)、甘草(カンゾウ)、豆乳(トウニュウ)、など

・ 

以上

ん~。
薬膳や漢方を知らない方にとっては、
難しい字が並んでいるし、意味不明に感じるかもしれませんが、

 


【まとめると】
青字の食べ物は、
風邪や熱、喉の痛みや咳など、
肺トラブルに効果のあるものということになります。

自分のからだにいつも注意を向けて、
ん?熱?喉変?肺が重い?頭が痛い?頭が重い?身体が重い?
など、???????のときにどうぞ食べてみては如何でしょう。

コロナであろうが何であろうが、
未病先防、先手必勝ということですね

 


因みに、下の写真は喉の痛みからくる私の常備薬銀翹散(ギンギョウサン)の主薬二種です。
*銀翹散は喉の違和感や痛み、黄色くてネバイ痰、熱からくる頭痛などに即効性があります。引き込む前の防衛薬として携行しています。

金銀花(キンギンカ)と蓮翹(レンギョウ)。

登山で見かけた金銀花の生花(別名:スイカズラ)


食べ物と同じくらい大切なこと
+手洗い
+マスク
+睡眠
+脱悩み
+脱不安
+脱イライラ
+脱焦り
+薬膳を理解する
+三密回避

 


覗いてみてください。