こころと身体の健康新聞 薬膳茶房リブ 国際薬膳師山下れい子
四国霊場76番金倉寺さんで行われる朝ヨガのお茶堂に入る祭、目に留まりました。
金倉寺のシンボルタワーのようにそびえ立つ「いちょうの木」。今年もたくさんの実がついていました。いちょうの実を「銀杏」ということはご承知のことかと思います。
さて、その銀杏の働きはどうでしょう?秋冬にかけて薬膳的にも、とてもいいはたらきをしてくれます。
甘苦渋の味/平性(温めも冷やしもしない)
肺腎の経絡に、 補気・ 潤肺・ 止帯・ 縮尿・ 空咳・ 夢精などを整えます。
分かりやすく言うと、肺の潤い不足からくる咳や痰、便秘、やる気低下、また、腎気不足からくる縮尿や夢精などを整えてくれます。
市場に出回るのが楽しみですね♪