「りぶちゃんの薬膳勉強」タグアーカイブ

りぶちゃんの薬膳勉強№8「肺の乾燥を防ぐとカゼの諸症状も防げる」

りぶちゃんの薬膳勉強 №8

  • 未病先防

肺はとても傷つきやすく、乾燥を嫌います。

夏の汗で肺の水分が消耗していると、秋の乾燥が加わって肺がダメージを受けます。弱った肺に病邪が入り、高熱やカゼの諸症状が出るという流れです。

未病先防スキル

[肺の潤い保持と防衛機能を保持するための未病先防スキル]

よく寝る、マスク常備、辛涼解表のマスクスプレー常備、山芋、生大根、イチヂク、クコシ、梨、リンゴを食べる

(今月のコラム 池田のりこ氏)


基礎から学ぶ薬膳教室

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12期 丸亀市

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りぶちゃんの薬膳勉強№7「大切な人が体調を崩した!何かできることないかな?」

りぶちゃんの薬膳勉強 №7

無意識ながら夏の暑さや湿度と戦っていた体は

 

夏の暑さや湿度と無意識ながら戦っていた体は、
ストレスと疲労がたまっています。
既に咳や気管支炎など体調を崩された方や、
高熱が出て点滴を受けた方もチラホラ。

そんなとき…、
水分補給に『水』では潤い補給はできません!
側でいることが出来たら、
症状に合わせた対策や薬膳料理を
作って差し上げることもできるのに…、
と思うことも多くなりました。

クーラーの中でいたとしても、
「抵抗力や防衛力が落ちています」
特に持病のある方は身体を守る「気」が足りなくて再発することも…。
とにかくメンテナンスが必要。
その原理と対策です



\未病のうちに対応できる『一家に一人の薬膳師』は本当に必要/
大切な人を守るための基礎から学ぶ薬膳教室 も開講しております。
薬膳は中国伝統医学がベース。
お時間を作ってご受講頂くと健康に対する視点が変わります。



池田のり子師匠の連載記事を使わせていただきました


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りぶちゃんの薬膳勉強№6「土用に鰻?それって平賀源内案でしょ。本来は陰陽道。」土用編1/4

りぶちゃんの薬膳勉強 №6(土用編①)

土用はうなぎを食べる日ではございません
そもそもは陰陽道。

 

土用の丑の日に鰻 は「江戸時代に 平賀源内」
が作った鰻屋マーケティングのようです。

2019年夏の土用は7月20日~8月7日

昔の人がウナギを食べたら元気になった!というのも納得できるお話しです。
薬膳の組合せから見ても、気血を補い、肝と腎を整えて夏バテしそうな体に渇をくれる食べ物なのです。肝腎脾に作用します。
具体的には、めまい、疲れ、夏バテ、手足のしびれ、関節痛、視力体力回復、老化予防、美肌に効果があります。

ところが、それはうなぎ屋の業績を上げるための平賀源内の考案だそうで、うなぎ屋さんにとっての吉日となった訳です。

 

【土用の起源は陰陽道】
陰陽道の神の中の一人に土公神(どくしん・どくじん)という神様がいます。土公神は土を司る神様で、土公神神社があり、土公神信仰として祀られています。この神様は遊走性、土で作られたモノ(かまどや土間など)にも存在するようです。

土用の期間は土公神が土を支配するとされて、土いじりや旅行、引越し、移転をしてはいけないと言われています。現在でも建築関係では土用の期間は土を掘り起こすことを避ける場合があるようです。もっとも、土用の期間に入る前に着工して既に土をいじっている場合は、土用の期間に入って土いじりを継続しても良いと言われています。

また、土用の期間でもかろうじて土いじりができる日がございます。土公神が地上を離れ天上に行く間日(まび)という日です。その日は土用の期間でも土いじりが差し支えないとされています。

だたし、そもそもは土公神さまの怒りを誘い、胃腸などの消化器系トラブルを招く期間ですので注意が必要です。もし、間日であっても土用の期間中に土いじりや草抜きをしたら…。
「土公神さまごめんなさい」と謝罪することと、土の神様が存在する「お腹」に優しい食べ物を摂るコト。お粥がいいですね。下に夏粥を紹介しています。

 

土用は春夏秋冬の年4回ありますのでご紹介いたします】
年によって日は若干誤差がありますが、ならわしは同じです。

2019年の冬の土用
土用入り 1月17日
間日(寅・卯・巳の日) 1月17日・18日・20日・29日・30日、2月1日
土用明け 2月3日
立春 2月4日

2019年の春の土用
土用入り 4月17日
間日(巳・午・酉の日) 4月18日・26日・27日・30日
土用明け 5月5日
立夏 5月6日

2019年の夏の土用
土用入り 7月20日
間日(卯・辰・申の日) 7月22日・29日・30日、8月3日
土用明け 8月7日
立秋 8月8日

2019年の秋の土用
土用入り 10月21日
間日(未・酉・亥の日) 10月25日・27日・29日、11月6日
土用明け 11月7日
立冬 11月8日

 

【土用のお腹にやさしく暑さと浮腫みに効果的なお粥】
中医学が基礎となっている「基礎から学ぶ薬膳教室」ではこれら全て学びます。
12期が9/29日よりスタートします。受講者募集中です。

⇧ 清熱解毒の緑豆春雨や冬瓜、動悸目眩頭痛を下げる蓮子、気血を補う竜眼肉や棗、食べる日焼止めと言われ潤いを補う枸杞子、汗で出てしまった潤いを補う白木耳、お腹の調子を整える鶏肉などがたっぷり入っています。米はもち米かうるち米。(玄米は消化ダメージが強いのでダメ)

 

⇧暑さを飛ばしてお腹の調子を整える緑豆とハトムギ、食べる日焼止め、潤いを補う枸杞子、気血を補う竜眼肉と棗、余分な熱を取ってくれる氷砂糖で作ったデザート

 


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りぶちゃんの薬膳勉強№5「2019年の夏至は6月22日☯ 夏至は転換日」

りぶちゃんの薬膳勉強 №5

季節に合わせた生活を基本としているのが、
中医学(薬膳)のライフワーク。

2019年の夏至は6月22日(土)

 

北半球では最も日照時間が長くなり、南半球では最も日照時間が短くなる日。陽と陰の気が入れ替わります。大自然が及ぼすこのような環境変化に人間も影響を受けます。

しっかりと暑さ対策、除湿対策をして睡眠をとりましょう。

 

角田真理子さんの作品です

 

また、陰陽が転じるタイミングは『恵方参り』の日。
立春・夏至・冬至・春分・秋分・日盤切替

今年は「東北東のやや東」。その方向に向かってお詣りすると来福開運。

 


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りぶちゃんの薬膳勉強№4「運気が大きく変わるタイミング (日盤切替)と恵方参り」

りぶちゃんの薬膳勉強 №4

季節に合わせた生活を基本としているのが、
中医学(薬膳)のライフワーク。

お気づきでしょうか?

5/26の日盤切替を境に運気が大きく変わっています。

良い悪は別として、今年の運気が
5/26までは加算(陽)されていましたが、5/27からは減算(隠遁)されてゆきます。

日盤が逆方向に回り始めるからです。
そして、翌年の気が流れ込んできます。

陽から陰へ、陰から陽へと変化する陰平陽秘の時。陽極まって陰となるを暦で知ることができる時期。
これまでと逆の方向に流れ始めるタイミングです。

★このタイミングでは恵方参りが吉。
因みに2019年の恵方は「東北東のやや東」

恵方詣りに最適な陰平陽秘のタイミングは節がわり。
・立春
・夏至・冬至
・春分・秋分
・日盤切替(年に2度あります)

 

#山紫澪

りぶちゃんの薬膳勉強№3「今が収穫どき・夏準備に役立つ身近な薬草たち」

りぶちゃんの薬膳勉強 №3

夏に役立つ身近な薬草たち

生薬としても使われている薬草たち。
収穫、仕込みは蚊の少ない今が最適
先日収穫した夏に役立つ薬草たちをご紹介します。

 

・問荊(もんけい)すぎなとも言い、肝の気血を整えます。苦/涼(肺肝脾膀胱)養肝 清熱 涼血 止咳 止血 解熱 利尿。

・艾葉:艾葉(がいよう)よもぎとも言い、夏に不足しがちな血を補います。苦辛/温 (肝脾腎)補血 造血 温経 化湿 健胃 散寒

・柿葉 甘渋/寒(心肺胃大腸) 清熱 潤肺 止渇 解酒 咳 吐血 血便 口内炎 発熱 痔

・琵琶葉:喘息のような咳や気管支など、肺経絡の炎症落ち着かせてくれます。苦/涼 肺胃 化痰止咳、和胃降逆、呼吸困難、嘔吐、咳嗽、暑気あたり、皮膚炎、虫刺され、濃く煎じたものを使用したり、アルコールに漬けたチンキ液を塗布。

・薄荷(はっか):ミントとも言い、暑さからくるストレスを緩和します。
辛/涼(肝肺)疎散風熱、清利頭目、透疹、頭痛、発熱咳嗽、咽頭腫痛


【どう使えばいいのかしら?】
・お茶に入れる(薬膳茶に組み入れれば理想)、夏はアイスで
・お菓子にいれる(薬膳菓子)
・煎じて飲む、塗布液として炎症止めに使う
・酢につける
・アルコールに漬けて炎症止めに使う



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りぶちゃんの薬膳勉強№2「初夏のリフレッシュ薬膳茶 夏に恋しよう!♡」

りぶちゃんの薬膳勉強 №2

夏に恋しよう!♡

初夏のリフレッシュ薬膳茶!

5月6日の立夏から登場しています!!
占いカフェハスハスで人気♡初夏の薬膳茶

  

 

ハイビスカス
• 疲労回復• 美容• むくみ、2日酔い解消• 目の疲れをとる• 脂肪分解とダイエット
ゆり根
• 潤肺止咳• 清心安神• 滋養強壮• 鎮咳• 去痰• 利尿、鎮静• 不眠、精神安定
センニチコウ
• 美容効果• ストレス解消• 生理不順• 美顔• 血液サラサラ効果
ミント
• 健胃効果• 口臭予防• 心身のリラックス効果• 鎮痛• 安眠
ハス茶
• 老化予防・美容サポート• 便秘・むくみケア• ダイエットサポート• 免疫力アップ• 生活習慣病予防

見た目も味も爽やかで夏らしいお茶です。


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りぶちゃんの薬膳勉強№1「進化した夏の薬膳酢♡簡単保存食」

りぶちゃんの薬膳勉強 №1

進化しました!夏の薬膳酢

切って入れてかけるだけの簡単保存食

私。料理は致しませんが、時間の空いた時は四季折々に効果的な保存食を作ります。

今日は立夏。
夏養生の保存食はこれ!「潤肺ピクルス」と思って昨日つくりました。
切って入れてかけるだけ。
1枚目の写真です。が!!!!!!! さらに… 進化しました!!
2枚目の写真をご覧ください。

 

夏は心エリアのトラブルから動悸や不眠、健忘などが起こりやすい季節。
折角なのでもう一工夫してみました。
⊕補血で「潤肺⊕補血ピクルス」

2枚目の写真はコレです⇊

モチロン中の野菜も食べれますが、この酢がポイント!!
酢はもともと気の流れを高めてくれますので元気になれます。
なにより、何にでもかけて食べられるところがうれしいですね
(サラダやチャーハン、ラーメン、餃子、酢物、野菜炒め、サワー等々)


これは、夏にトラブルを起こしやすい心のエリアをサポートしながら、肺のエリアを潤わし、抵抗力を高めるという働きがあります

【具体的にはこのような症状に】
不眠、動悸、気持ちを穏やかにする、息切れ、気の詰り、お腹の冷え、咳、解毒、肌荒れ、潤い不足、肩こり、腰痛、アンチエイジング、未病先防


・百合根:甘苦/平 心肺 潤肺 止咳 清心 安神 動悸 不眠 精神安定
・白木耳:甘淡/平 肺胃腎 潤肺 滋陰 生津 益胃
・枸杞子:滋補肝腎 明日 潤肺
・にんじん:甘平/肺脾肝 健脾 滋陰 補血 明目 消食 血中脂質抑制
・龍眼肉:甘/温 心脾 補血薬 補心脾 益気血 動悸 不眠 健忘
・紫蘇:辛/温 肺脾 辛温解表 行気 和胃 解毒 嘔吐 お腹の冷え 喉の詰まり感
(赤紫蘇はアントシアニン、青紫蘇はβカロチン)
・酢:酸苦/温 肝胃 活血 化瘀 消積 軟堅 解毒 魚毒 止血 治瘡 下痢 腹痛 体力回復
・ローズマリー:気の巡りを穏やかにする

 

#国際薬膳師山下れい子
#薬膳は選択理論
#薬膳はライフワーク
#薬膳はセルフメディケーション
#基礎から学ぶ薬膳教室


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