「髪」「腎・膀胱」「冬」は深く繋がっています。
髪には腎精残高が顕れます。
~冬の身体は温め養生~
2018年は11月7日が立冬です。
冬養生の準備で31cm髪を切りました。
腎精残高の減少を抑えるエコ化といっても良いかもしれません。
折角なので、切った髪は「JHDACK賛同店 ビューティサロンMK」さまで、
ドネーションして頂きました。
どなたかのお役に立てて頂けるならあり難いことです。
中医学では髪と腎精は深く繋がっています。
髪をみると年齢がわかると言われいるように、加齢につれ髪の色、つや、量が減少していきます。これは見た目で分かるので対処できやすいのですが、同様に低下している腎精には気付きにくいものです。不調な症状が出るまえに養生を始めましょう。
「腎」はたくさんの働きをしてくれています。
一年のうちで、寒くなる冬に最も機能低下しやすいのも特徴です。冬になる前から先取冬養生を初めても良いかもしれませんね。
【腎の働き】
腎は生まれたときに親からもらった氣(腎精)を蓄えている生命源の臓器です。
生きている限り自然消耗していきますが、毎日の養生で補充することで維持されています。腎のパワーが心と体の老化と深くつながっています。
①成長・発育・生殖させる
②体のうるおいをつくる
③氣を納める
④骨・脳・血をつくる
⑤臓腑を潤わせ温める
【冬は腎経のトラブルが起こりやすい】
腎臓、膀胱、骨、耳、恐怖感、髪、冷え、皮膚の収縮、筋肉の引きつり、暗く塞ぐなどのトラブルが起こりやすい時期。それらは潤い不足や記憶力、気力、精力の低下、消化器系の虚弱へと波及していきます。
内外から温めることを心がけましょう。
【身体を内部から温める食材や黒い食材をとり入れましょう】
黒豆、黒キクラゲ、黒米、黒ごま、生姜、桂枝、葱、八角、紫蘇、唐辛子、山椒、蓬、など
[温熱、温陽、散寒、補気、補血など]
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