暑中お見舞い申し上げます。
汗のかきすぎは、氣が消耗して疲れ、脱力感を招くので、喉が渇く前の水分補給や涼しい場所で体温を下げるといった注意が必要です。( ;∀;)
薬膳的には、酸っぱいもの、苦いものを食べて気や汗を止めたり、清熱、抵抗力を高めたりすることが暑邪療法です。さて、先日「感情って五臓に影響するよ」を、ご紹介しました。感情の発生源は体の中なので内因、七種情志活動といいます。感情は七情。怒・喜・思・悲・憂・恐・驚。
これらは七情は五臓と関係が深く、「氣」、すなわち生命の原動力となります。氣は体を健康に保つために不可欠な存在です。氣のありかを正常にするためにも感情の取り扱いは注意しましょうね。
●肝(木)=怒り/怒即気上
怒りを感じすぎると肝を傷つけ、カッとなって気が逆上するよ( ;∀;)
●心(火)=喜び/喜即気緩
心は喜びを感じるけど度を超すと気が緩むよ♡
あ~恋は盲目( *´艸`)
●脾(土)=思い悩む/思即気結
思いすぎて悩むと、気を塞ぐよ(;´・ω・)
脾の働きは消化吸収系だから胃が痛くなるよ。
●肺(金)=悲しみ・憂い/悲即気消、憂即気閉
悲しみや憂いに浸っていると、意気消沈、自閉で呼吸が浅くなり、苦しくなるよ|д゚)
●腎(水)=恐れ・驚き/恐即気下・驚即気乱
恐れたり、吃驚しすぎると、気が動転したり、腰が抜けたり、腎経ショックで失禁したり…気がおかしくなるよ。