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秋冬の症状に活かせる野草たちと、簡単薬膳しよう!!

10年先も健康でイキイキ輝くために

簡単薬膳しよう!

「美味しいものより、意味のあるものを」

季節ごとに出回る野草や食材を、
体調に合わせて組合せる方法に薬膳があります。

薬膳師は食医とも言われています。

 

秋冬に起こる様々な症状に活かせる身近な野草をご紹介します。
見かけたら、是非ご活用ください。

お茶やお菓子、お粥や料理、スープ、味噌汁などに入れたり、
トッピングしたり… 活用範囲も多種多様です。🌿🍃


[蘇子:紫蘇の分果]
肺大腸を温める
咳止め、喘鳴、冷えからくる便秘、気を巡らせる
(辛温/止咳平喘、潤腸通便、降気化痰)

 


[紫蘇]
肺脾を温める
ゾクッとするカゼ、胃の不快感、腰胃の冷え、喉のつまり感
(辛温/辛温解表 散寒 行気 和胃 解毒)



[よもぎ (よもぎの分果)]
肝脾腎を温める
冷え性、疲れやすい方、食欲増進に
(苦辛/温  補血、造血、温経、化湿、健胃、散寒)

 


[決明子の葉と花]
決明子は肝胆腎を冷ます
熱からくる疲れ目、赤目、頭痛、便秘、イライラ、情緒不安定に

(甘苦鹹/微寒 赤目 、疲れ目、 めまい、肝胆腎、清肝明目、潤腸通便、益腎)

 


[琵琶葉]
肺胃を冷ます
黄色い痰や、咳き込み、呼吸が苦しい時に

(苦/涼 化痰止咳、和胃降逆、呼吸困難、嘔吐、咳嗽)

 


[柿葉]
心肺胃大腸を冷ます
肺熱からくる下のような症状やビタミンC補給に

(甘渋/寒 清熱、 潤肺、 止渇、 解酒、 咳 、吐血、 血便、 口内炎、 発熱、 痔)

 


[問荊(モンケイ すぎな)]
肺肝脾膀胱を冷ます
肺や肝に溜まった熱からくる頭痛やイライラ、咳、黄色い尿に
(苦涼/養肝、清熱、解熱、涼血、止血、止咳、利尿)

 


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夏の王道『紫蘇』はダイエットにも優れもの。

お刺身に付いている紫蘇。

今年も所狭しと生えてきました(^^)

お刺身のような生ものはお腹を冷やします。また、夏場は冷たい食べ物や飲み物が口あたり良く、ついつい進みがち。お腹は冷えてしまいます。

脾胃は冷えると働きが鈍る臓腑です。気血がうまく作れなくなって体に不調が出てきます。

そうなる前に、お腹を温めて、次のような働きのある紫蘇を食事やお茶と一緒に摂りましょう。

【紫蘇の働き】

お腹の冷えや吐き気、喉の詰まり感、殺菌に効果が高く、βカロチンや、Caが緑黄色野菜の中で一番多いとされる

気の巡りも良くしてくれますのでお腹の冷えからくるむくみにも(^^)

紫蘇ジュースや、チンキ、ドライ保存で薬膳茶にブレンドしてもいい風味。

紫蘇)

辛/温 肺脾

解表、行気、解毒、散寒、和胃

感冒、嘔吐、胃の不快感、腰の冷え、痛み、

喉の詰まり感、解魚毒

✴︎青紫蘇はβカロチン

✴︎赤紫蘇はアントシアニン

✴︎VB群、VC、 Ca.、Fa.、K、シソアルデヒド、αリノレン酸


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簡単薬膳しよう!砂糖なし紫蘇ジュースで30秒補気クッキング

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先日作った砂糖なしの赤紫蘇ジュースを使って30秒でできる夏の元気回復の一品を作りました。おススメです。

山芋を切って紫蘇ジュースをかけるだけで夏養生♪

紫蘇は気の流れを整えて夏風邪を予防してくれます。特に赤紫蘇はアントシアニン効果で抵抗力や老化防止力を高めてもくれます。

山芋は肺、脾、腎に作用する補気(気を補う)食材の王道で、疲労、倦怠、咳、頻尿、寝汗、口渇、消化促進、老化防止、白内障予防、体力回復

砂糖なし紫蘇ジュースは、紫蘇をぶつ切りにして茹でてレモン汁か米酢かクエン酸を入れるだけで簡単にできます(*^^)v