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土用開けました。今日は『立夏』 りぶちゃんの薬膳勉強№35

さぁ!立夏。
『夏』の気が入ってきます。

 

土用が明け、土いじり解禁の日です。立夏から夏至に向けて増えていく夏の気と身体について中医学の面から学びましょう。薬膳LineのコラムへGO😊

 

薬膳Line コラム

 

 

 

 


こころと身体の健康コーチング

オンラインもある基礎から学ぶ薬膳教室

 

《さぁ迎春です。こころゆるく》メンタルヘルス薬膳#1~#4 りぶちゃんの薬膳勉強№34

さぁ 迎春です。

今年から「風の時代」と、星読みではいわれていますが、形のないメンタルヘルス(こころの元気)の年。こころの養生の年ではないでしょうか?

 

形のない「メンタルヘルスマネジメント」は、予防をはじめ、早期発見から回復までの取組みのこと。「中医学薬膳では未病先防」「ことわざでは転ばぬ先の杖」といえるでしょう。

メンタルヘルスと薬膳は密接にかかわっている。ということをお伝えしていきます。ご自身や、大切な方のこころの元気を守るためにお役立ていただくと、形のないものが発展する風の時代には効果的に働くことでしょう♡


 

【メンタルヘルスの実態と必要性】
りぶちゃんの薬膳勉強に連載しているメンタルヘルス関連の投稿をまとめました。
ブックマークして、お時間のある時にゆっくり読んでいただければと思います。次から、「ストレスの基礎知識」を連載します。

メンタルヘルス薬膳#1《日本では…》

メンタルヘルス薬膳#2《こころの元気度チェック》

メンタルヘルス薬膳#3《ストレス度チェック》

メンタルヘルス薬膳#4 《セーフティネット》

 


 

基礎から学ぶ薬膳教室では、このようなことをお伝えしています。

*こころが迷宮入りしたらロードマップを描くこころと身体の健康コーチング

 

 

 

 

メンタルヘルス薬膳#3  《ストレス度チェック》りぶちゃんの薬膳勉強№32

メンタルヘルスに活かす薬膳!!りぶちゃんの薬膳勉強№32

 

今回は、他者からみた自分に対するストレス度チェックと薬膳です。
●本人でなく、第3者がチェックすること
●期間は、1~二ヶ月を対象とする

ストレス度チェック(他者評定用)

1 いきいきとした表情をしていない □はい □いいえ
2 何となく元気がない □はい □いいえ
3 会議や仕事中の居眠りが目立つ(以前にはなかった) □はい □いいえ
4 体調をくずしていることが多いらしい □はい □いいえ
5 かったるそうな感じがする □はい □いいえ
6 反応が鈍くなっている □はい □いいえ
7 自分からの発言がない □はい □いいえ
8 仕事をするのがおっくうそうである(以前はそうでもなかった) □はい □いいえ
9 ぼんやりとした目をしていることがある □はい □いいえ
10 怒りっぽくなっている □はい □いいえ
11 他人との付き合いに積極的でない(以前はそうでもなかった) □はい □いいえ
12 焦ってじれているような感じがする □はい □いいえ
13 落ち着きないような感じがする □はい □いいえ
14 口が重くなっているようだ □はい □いいえ
15 テキパキとしていない □はい □いいえ
16 笑い声が少なくなった □はい □いいえ
17 額にたて、ジワを寄せていることが多い
(以前はあまりみられなかった)
□はい □いいえ
18 身だしなみに明るさがなくなった
(女性は化粧気が少なくなってきた)
□はい □いいえ
19 元気がない。自信がない(確信のある言葉が少ない) □はい □いいえ
20 手のひらや足の裏に汗が多くなって手足が冷たい □はい □いいえ

採点方法:各項目1点とし、合計点を算出下さい。

得点 ストレス度の診断 対応策の目安
0~3点 正常 今までどおりにお過ごし下さい
4~7点 軽症のストレス状態 休養、リラックスが必要
8~15点 中等度のストレス状態 医師に相談
16点以上 強重度なストレス状態 要治療

※上記シートは、日本大学心療内科によるチェックシートを参考としました。

 


メンタルヘルスケアは東洋医学で言う こころの「春養生」にあたります

こころの春養生は「やる気」を生む

★ストレスチェックの採点はいかがだったでしょうか?
★前回の こころの元気度チェック の該当数はいかがだったでしょうか?

リラックスやこころの春養生が必要な方は、メンタルヘルス薬膳#2の、春のすごし方・身体が欲しがる食物や、下の薬膳的に気を鎮める食物をみて、少しずつ取り入れてみてはいかがでしょう?


②こころの病をマネジメントできる:

こころの病が生む自殺、事故、ミス、人間関係問題、反社会的行動などのリスクを減らすことができるのも「こころの春養生」です。春は中医学的にも自律神経や情緒、血液運行と深く関っているのです。

また、ストレス反応は無意識に起こることが多いもの。上のチェック表のように職場や家族、仲間など周りの人の様子もチェックして早期対応を心がけることも大切です。

 


♡♡こころの春養生♡♡
一年のうちで最も寒い陰の冬を過ごした春の身体は防衛機能が低下しています。そこに不安定な異常気象や陽の気によって恒常性機能(気血水)のバランスが崩れてきます。

血が減り、情緒不安定のほかにも、風病(花粉症や蕁麻疹など)や、皮膚トラブル、筋肉の攣り、目のトラブル、顔面紅潮が増えたりします。血を補うものを食べたり、巡らせることや気を鎮めることにも意識を向けてくださいね。ゆっくり散歩がいいですね!

(注意)
・嫌いなものは食べことは多大なるストレスになる!
・好きなものを好きな時に好きなだけ食べるがよし!
・食べ物は手段のひとつにしかすぎない!
・ただし、身体にとって不足しているものは嫌いなものであることは多い(笑)

 

~ 薬膳的に気を鎮める食物 ~

菊花、金針菜、クレソン、セロリ、トマト、ピーマン、穴子、鰻、イチゴ、ししゃも、レバー、杜仲、ベリー系、グレープフルーツ、ハイビスカス、蕎麦、大根、薄荷(ミント)、山査子、金柑、

 

次回をお楽しみに。

 


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メンタルヘルス薬膳#2《こころの元気度チェック》りぶちゃんの薬膳勉強№31

メンタルヘルス活かす薬膳!!りぶちゃんの薬膳勉強№31

 

メンタルヘルスケアは東洋医学で言う こころの「春」養生にあたります

こころの春養生は「やる気」を生む

 

①こころが元気になると、やる気や生きがいが芽生え、継続した目標意識が生まれます。しだいに、生産性の向上、充実感、満足感、達成感、幸せ感を味わう心の動きを生み出し、自己実現の欲求を満たすようになります。

(ここでいう自己実現の欲求は、自分の可能性を最大限に追求し、成長を望み続ける欲求をさします。)

 

【こころの元気度チェック】今のあなたにあてはまる項目はいくつ?
1.目標がない
2.目標に向けて行動を持続できない
3.生きがいがない
4.健康に気を配った食生活は大事と思っている
5.意味もなくねむれない
6.根拠のない不安がある
7.新しいことより、慣れていることをする方を好む
8.リラックスできる時間を好む
9.安定よりも自由な生活を好む
10.会話では、主語が「YOU」より「私」が多い
11.気づくと、話を自分のことにすり替えていることがよくある
12.人の話をさえぎって話しだすことがよくある
13.周りの人がやっていることが気になる
14.謝ることは大切だと思っている
15.「ありがとう」は何よりも大切だと思っている
16.笑顔は何よりも大切だと思っている
17.理由をはなすことは必要だと思っている
18.いつも予定が詰まっていて息苦しい
19.意気込みはある
20.頑張っていることを認めてくれていると感じる
 

当てはまるものはいくつ?
(1)16個以上の方は、こころの元気度が極端に低下しています。
(2)10~15個の方は、心の元気度が下がり気味です。
(3)5~9個の方は、こころの元気度が保てています。
(4)4個以下の方は、こころがはしゃぎすぎです。
5~9個以外の方は「 こころの春養生」が必要です。

 

♡♡こころの春養生♡♡
古来より、季それぞれの個性を捉え、自然界と共存していくことが自然治癒力の保持と向上に繋がると多くの中医学古典に記されています。

それによると、自律神経などメンタルに影響をあたえるのは主として「春のすごし方」食より、すごし方にウエイトがある」ということをお見逃しなく!

 

~ 春のすごし方 ~

夜しっかり寝て、気持ちも体も緩めてゆったりと散歩するといろいろな思いや考えが生まれる。思い浮かんだものは受止め、共感し、批評批判せずほめたたえる。これが春の養生。逆のことをすると、肝のめぐりが滞り、適応力や消化吸収機能が弱まり、何を食べても気血がつくれず、夏や梅雨に至るまで体調を崩す。

 

~ じゃ。薬膳的に何を食べたらいいか? ~

一番にこれを聞かれるのですが、何を食べたらいいかは人それぞれです。そもそも消化吸収機能が整っていないと、何を食べても水の泡、本末転倒です。

ここでは多くの方に共通する薬膳的に春に体が欲しがる食物をご紹介します。
春は:酸味のもの血を補うもの緑色のもの
(★サラダや刺身など生食や冷たいものは、消化吸収機能に負担をかけるので要注意)

イチゴ、ベリー系、柑橘類、アボカド、梅、山査子、スモモ、オリーブ、ワイン、酢、アーモンド、なつめ、松の実、枝豆、ニンジン、パセリ、ヨモギ、ほうれん草、ゼンマイ、桑の実、竜眼肉、あさり、穴子、イカ、鰯、鮭、鯖、蛸、鮪、牛肉、レバー、鶏卵、豚肉

 

今日は、ざっくりとした「こころの元気度チェック」でした。次回をお楽しみに。

 


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メンタルヘルス薬膳#1《日本では…》りぶちゃんの薬膳勉強№30

メンタルヘルス活かす薬膳!!りぶちゃんの薬膳勉強№30

日本ではメンタルヘルス(心の健康)に対して厚生労働省が手厚い対策をたてています。それほど重要な位置にあるのが心の健康です。メンタルが身体をつくるという背景には、「メンタルは内分泌腺とストレートに関わる」ということが挙げられます。

コロナ感染拡大という世界的背景において、メンタルヘルスケアと、食医といわれる薬膳が見直されてきました。それらを包括的に取組む 山下れい子が、「りぶちゃんの勉強室」で傾向と対策を連載させていただきます。よろしくお願いします。今日は序文です(笑)


 

メンタルヘルスマネジメント
(こころの健康管理)

日本では厚生労働省によって「心の病の予防には、個々人が正しい知識を備えて自他のストレスに対処することが極めて重要」とし、2006年には「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を公表。そこでは心の病を未然に防ぐために専門家と協力、連携しながら計画的にメンタルヘルスを進めることが重要としている。

 

メンタルヘルスケアは東洋医学で言う「こころの春養生」にあたります
そのすぐれた価値を大きく分けると3つ

 

①生産性が向上する:
こころが元気になると、やる気や生きがいが芽生え、継続した目標意識が生まれる。

②こころの病をマネジメントできる:
こころの病が生む自殺、事故、ミス、人間関係問題、反社会的行動を未然に防げる。

③セーフティネットで取組める:
専門的なケアが充実することで未病の早期対処ができ、社会活動を維持できる。

 

♡♡中医学薬膳では♡♡
古来より「こころの養生」「未病先防」といった概念で未病対策が伝承されています。そこで、メンタルヘルスケアと中医学薬膳との関係をこれから具体的にとりあげていきます。お役に立てていただければ何よりです。今日は序分でした。

次回をお楽しみに。

 


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日経新聞でご紹介いただきました。山下れい子MayWay

東京・埼玉時代から現在に至るまでをインタビューして、素晴らしい記事にまとめてくださいました。深く感謝しております。m(_ _)m

お陰様です。ありがとうございました。これからも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

2021年1月16日 日経新聞

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薬膳・中級コース 高瀬(二ノ宮)《4月18日スタート》

三豊市後援・高瀬茶業組合主催
★コロナの影響でスタート日が変更になりました

2021年4月18日スタートに変更
《ステップアップ》
単発受講もOK
薬膳中級セミナー 高瀬二ノ宮

「 お茶の里 高瀬(たかせ)二ノ宮(にのみや) 」から

これまで学んだ基礎を掘り下げ、実践に活かし、応用力をつけることを目的としたクラスです。基礎を織り交ぜながら進みますので復習にも適しています。

《このような方に》
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【開催日時】
2021年4月~8月
(第1第3 日曜 月2回)
8単位受講《日曜日:13時~16時》

4/18
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6/6 ・ 6/20
7/4 ・ 7/18
8/1
こちらのカレンダーをご参照ください『中級』の日

【単発受講もできます。こちらをクリック!】

【講座内容】 日常に活かす薬膳の基礎
(8単位受講、月2回・4ヵ月)
1. 薬膳茶づくり ・ 食物の性質と作用
2.   舌診、脈診練習・体調に合わせたレシピ
3.春に現れる症状と対策とレシピ
4.夏に現れる症状と対策 とレシピ
5.長夏に現れる症状と対策とレシピ
6.秋に現れる症状と対策とレシピ
7.冬に現れる症状と対策とレシピ
8.  やってみよう体調に合わせたレシピ実習


【講師 山下れい子先生の略歴】


・国際薬膳師(北京中医薬大学日本校認定)
・薬膳インストラクター認定試験対策セミナー四国講師
・四国薬膳研究会会長

 

  • 場 所:高瀬茶業組合 (香川県三豊市高瀬町佐股甲2476)
  • 参加費:27,000 (講習8回と教材含む)
    単発受講:3,500円(1単位)←四国薬膳研究会の教材をお持ちの方に限る
    教材をお持ちでない方はこちらからご用意ください
  • 締切り :2021年3月31日(水) 参加申込書受領後、詳細を郵送いたします。
  • 主 催 :高瀬茶業組合 (香川県三豊市高瀬町佐股甲2476)
  • 後 援 :三豊市
  • ご注意
    ※定員15名(お申し込みが集中した際は、事務局で振り分けさせていただきます)
    ※参加費は前納一括か初回持参
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冬にぜんざいはおかしいでしょ。りぶちゃんの薬膳勉強№29

りぶちゃんの薬膳勉強 №29(冬にぜんざいはおかしいでしょ)

《前回は「日本の冬は冬至に向けて「陰の気」が満ちてきます」でした》

お正月前後にぜんざいを食べてる方や、近ごろはではSNSの投稿をよくみかけますが、中医学薬膳の季節理論から言うとそれおかしい!ということに気づきました。

 

「小豆(あずき)」は清熱解毒の作用

おかしい理由は小豆の作用にあります。小豆は清熱解毒、利水という作用が強いんです。ぜんざいをたくさん食べるとトイレが近くなった経験をお持ちの方も多いようです。しかも小豆は夏の臓腑とされる「心小腸」に働きかけるのです。

 

なのになぜ冬にぜんざい??
とリブちゃんは考えました。

⇩ ⇩ ⇩

おそらく、日本人はお正月の「お餅」からぜんざいを連想してしまうのではないか?と。もち米は脾胃肺を温めて元気をくれる食材なので、冬食べたくなるのもわかります。調子に乗ってお餅をたくさん食べると体が温まりすぎるので、落ち着かせてくれる小豆を欲しがるのか?とも…。

大根おろしでお餅を食べるのもその理由ですね。

また、

お餅に合わせて「栗」もよく見かけます。
「栗」は冬の代表食材なので納得です。脾胃腎を温めて老化速度を緩やかにするエイジングケアの食材。物忘れや腰から下の冷えや不調に役立ちます。渋皮にはタンニン(ポリフェノールの仲間)があり、血の働きも活発にしてくれます。

ま。ここまでは、冷やす温めるという方向で考えてみましたが、

 

もう一つ!!大切なことがありました。

実はぜんざいはお正月ではなく、迎春、立春祝いに食べるものではないか!?ということです。立春は節分。お餅を抱き合わせると紅白!!そしてこれ!!

小豆は「甘味と酸味」を持ち合わせる食材。
酸味は春の臓腑「肝」が欲しがる味。

 

と自論を展開して腑に落ちたリブちゃんでした。
今年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

 


基礎から学ぶ薬膳教室はこのような中医学の基礎も学べます。
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⇩ ⇩ ⇩


 

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本年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

 



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