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簡単薬膳しよう!砂糖なし紫蘇ジュースで30秒補気クッキング

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先日作った砂糖なしの赤紫蘇ジュースを使って30秒でできる夏の元気回復の一品を作りました。おススメです。

山芋を切って紫蘇ジュースをかけるだけで夏養生♪

紫蘇は気の流れを整えて夏風邪を予防してくれます。特に赤紫蘇はアントシアニン効果で抵抗力や老化防止力を高めてもくれます。

山芋は肺、脾、腎に作用する補気(気を補う)食材の王道で、疲労、倦怠、咳、頻尿、寝汗、口渇、消化促進、老化防止、白内障予防、体力回復

砂糖なし紫蘇ジュースは、紫蘇をぶつ切りにして茹でてレモン汁か米酢かクエン酸を入れるだけで簡単にできます(*^^)v

 

 

 

 

目の付け所は夏のバランス

津田の松原SAで買ったオヤツ。目の付け所は奥様の贅沢でも、食べ過ぎ注意でもな、夏のバランス⭐️

「バナナ、塩麹、キャラメル、ココナッツオイル」

バナナは身体を涼しくしてくれますし、塩麹はクーラーなどで冷えた身体を優しく守ってくれます。

ココナッツオイル使用も魅力♡

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簡単薬膳しよう!夏攻略アイテム「梅」の魅力

美しい梅。花が終わり、あちらこちらで立派な実をつけています。
古来よりずーーーっと伝る「梅」の働きはさすがです♡。
この夏を乗り切るために梅の魅力を見直してみると役立つ情報がいっぱい。

【梅(梅子)】
・渋酸/平⇨酸味は氣や汗のだだ漏れをセーブしたり、抵抗力を高める働きがあります。
・肝脾肺大腸の経絡に作用
・どんな効果?-生津、収斂、止咳、化痰、渋腸
・どんな時?-感染性の大腸炎、暑気、熱中症、口渇、腹痛、嘔吐、関節痛、腰痛、坐骨神経痛、咳、喉のつまり感、汗の出すぎ、尿漏れ、疲労、肩こり、便秘などに適します。
・どんな働き?-食欲増進、消化促進、血行促進、老化防止

▼夏を攻略するために無農薬の梅を収穫して、たくさんの梅を漬けました。味見してくださいね(*’▽’)
梅氷砂糖漬け、梅ホワイトリカー漬け、梅黒糖漬け、梅メイプルシロップ漬け、梅ヒマラヤ岩塩付け、梅黒糖蜂蜜ジャム。
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Yes you can. 経絡と薬膳でパーソナルケア 沸点到達♪

Yes you can. 経絡と薬膳でパーソナルケアのようす」

今日は香川県のユープラザうたづでワークショップを開催しました。
うたづの臨海公園は瀬戸大橋が一望できる絶景ポイントです。

東洋医学の経絡の分かりやすいお話しから始まり、各自で経絡の様子が顕れる舌を観察したり、チェックシートをもとに自己診断してみたり、経絡に鍼シールを貼ってみたりと、気血水の流れを高めて身体の内部の代謝を高めるワークへと流れていきました。

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そして、チェックシートや舌に顕れていた状態をもとに、それぞれ合った薬膳茶を飲んでいただきました。面白いことに、鍼を貼る前と貼った後では薬膳茶の味が違って感じるとか(*^^)v

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午後からは、午前のお話を活かして「セルフブレンド薬膳茶」を作って頂きました。セルフうどんで名高い讃岐ならではのセルフブレンド薬膳茶。

自分の状態を自分で知り、それに合わせた薬膳素材を自分でブレンドするという方法です。皆様の興味関心が一気に集中~~~!! 沸点グラグラといった感じでした。

君はどれにしようかしら?温?寒涼?
臣は?
佐は?
使は?
皆様いろいろとお考えのご様子。
考えすぎて主訴が分からなくなる方も(笑)
(君臣佐使は中医学方剤の組成原則です)

参加の皆様は自分の薬膳茶を自分で作ってとても楽しそうでした。

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次回からもこの「セルフブレンド薬膳茶」をどんどん取り入れていこうと思います。興味関心ご要望のある方は次回の参加をお待ちしております。
このワークショップは次回7月を予定しております。


尚、5月20日(金)は、e-カルチャーの新講座、薬膳の基礎から学ぶ一日講座
「身につく薬膳入門」があります。10時~15時です(休憩一時間)
こちらも今のあなたに必要な内容をお話しさせていただきます。
お申込受付中です。どうぞ宜しくお願いします。

今日のイキイキ講座の様子☆舌見て作ろう薬膳茶&リンパコンディショニング

今日はとっても良いお天気。みなさん目がランランと輝いていました(^○^)。
自分の体調に合わせた薬膳茶は年齢に関係なくこちらでも大人気。
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併せてリンパコンディショニングで体のリンパを流す運動、この二つの相乗効果はなかなか楽しいものでした。森先生の元気とトークが群を抜いてまた素敵☆
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季節のせいなのかしら?←(今日の講座を受けて下さった方にはこの意味が分かるはず。春は肝(‘◇’)ゞ)

今日は舌の肝胆経絡の部分に変調が出ている方が多かったです。次が肺、腎といった順に人気でした。残ったのは心と胃脾経絡の薬膳茶ご家庭パック。
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「薬膳って結構奥が深いなぁ〜」と、ご感想をいただきました。確かに宇宙理論から始まって何千年もの間伝承されている中国医学理論が根底にありますからね〜。

デモね、出来ることから始めればいつかはあなたも薬膳師ってね(^^)
今日は本当にありがとうございました。m(_ _)m次回もお楽しみに♪


尚、来週土曜日はロシア帰りの柏木里美先生と楽しく経絡をたどります。

お席があと少しありますので参加表明よろしくお願いしますm(_ _)m
「うたづで集うYes you can.~経絡と薬膳でパーソナルケア~(受付中)」

簡単薬膳しよう!もしも生野菜を食べるなら。

生野菜が口あたりよく感じる季節ですね。

たとえばキュウリ、トマト。
これらは夏の季語とも言えるお野菜です。
身体の余分な熱をとる寒涼性のお野菜です。
摂りすぎると内臓が冷えてお腹の調子が悪くなります。

★そこで、一工夫(*^^)v
・酢をかける
(らっきょう漬けの酢なら酢も唐辛子も温性なので更にGOOD)
・パセリをふりかける(温性)
・鰹節をふりかける(補気、補血、益精)

このようなバランス感覚が薬膳です♡

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受付中の薬膳のワークショップがあります。どうぞご参加くださいませ。
・4月9日(土)舌見て作ろう薬膳茶
・4月16日(土)経絡と薬膳でパーソナルケア


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簡単薬膳しよう!そろそろトマトさん、いい仕事します。

春ですね〜。

いよいよやってまいりました。お料理に華を添えるトマトさんの季節到来。

トマトさん、実は体を冷やしますが、悪ではありません。

肝脾胃経に働きかけ、特有の甘酸味で毛穴をキュッと引き締めて気や汗の出過ぎを防いで潤いを与えてくれます。

また、気が上がりすぎて緊張したり、ドキドキするときに気を落ち着かせてもくれますし、消化促進作用で胃を健やかにしてくれる働きもあります。

だからと言って過ぎたるは及ばざるが如し。

そもそもが微寒の性質です。涼血作用があり、食べ過ぎると内臓を冷やしますのでほどほどに。

夏の熱中症や発熱時の熱下げにはとっておきの逸材です。

 

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簡単薬膳しよう!春のからだと邪気と対応策

自然界にある「六気」のうち、春は「風」の気。
風が舞い上がり自然界のものは上に外へと目覚めます。

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《春の気を利用したカンタン邪気対策》
・よく寝てその日のストレスはその日に解放。(解放、外向きの性質を利用)
・何かを始めてみる。外に出かけてみる。(春の気の性質に乗っかる)
・酸味のものを意識して摂る。(毛穴をシャキッと収斂させるため)
(酢の物、柑橘系、梅など)

なぜ?

「六気」とは風・暑・湿・燥・寒の気。

これらは、中国古書『黄帝内経』にもありますように、「人似天地之気生、四時之法成」。つまり、人は天地にある大気と水穀の気によって生かされ、成長から収穫までといった四季の法則で成りたっています。この六気は、自然界を変化成長させ、正常な限り無害です。人においても例外ではなく、適応力、回復力を与えてくれます。

自然界の四季の法則において、からだがどう変化成長していくか?を知った上で対応策がとれるのが「人間」という自然界の生物。


*そこで、春のからだ傾向について簡単にまとめました*


1.春は風の気は舞い上がる
・解放、開泄、曲直、成長、発展、上昇、外向きの性質。
(こころや体に内在していたこと、温めていたこと、考えていたことが顕在化してゆきますよ~)

2.自分の適応力が低下したり、異常気象などによる異変では「風邪(ふうじゃ)」に変化、人体に侵入して病気を引き起こす。
・風邪(ふうじゃ)は陽邪なので上半身に痛みや異常をおこしたり、外方に向かうため皮膚を傷つけたり、毛穴を開いたりして悪寒を招く。
・風邪(ふうじゃ)の病巣部は移動して行き先が定まらない。
蕁麻疹(いろいろなところが痒くなる)やカゼ(鼻・咽・頭痛・咳・お腹など移動する)など。
・風は外邪を侵入させる先導者であり、内邪を誘発したり、いろいろな病気の発病原因になる

 

だから…、ページ冒頭の《春の気を利用したカンタン邪気対策》♡
詳しくは、マイブレンド膳茶教室でお伝えしています(‘◇’)ゞ

 

簡単薬膳しよう!今が旬のわかめは黒。今の時期に身体が求めるモノです

今の時期に摂りたいもののひとつに「わかめ」があります。これも若芽と書くのですからシーズンもんです。

海水の冷たい中、漁師さんが、ドライスーツ装備で採ってきてくださいました。

生の若芽はこのような黒っぽい色をしています。茹でると真っ青な若芽になります。

マイブレンド薬膳茶教室にご参加下さった方々にはお分かりのことでしょうが、今の時期は「黒・腎・鹹味」ですね。若芽はこれらを全部クリアしています♡。

ただ涼性に属するので食べ過ぎは禁物。温性のものと組み合わせましょう。

柚子やキンカン、レモンの皮とアナゴやエビを和えた酢の物でもいい感じですね。お味噌汁の具にもバッチリ。

熱がない限り、間違っても、タコ、カニとはあえないこと。芯から内臓を冷やします。

若芽が帰経する腎にはたくさんの働きがあります。成長発育や身体を温めたり、氣を蓄えたり、その他諸々の不老長寿の秘伝が潜んでいます(^^)。

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