「りぶちゃんの薬膳勉強」タグアーカイブ

「間違いだらけの新年イメージ」‪りぶちゃんの薬膳勉強№20

りぶちゃんの薬膳勉強 №20(間違いだらけの新年イメージーそもそも新年って?)

《前回は「間違いだらけの薬膳イメージ・そもそも、薬膳ってナニ?」でした》

今回は、『間違いだらけの新年イメージ・そもそも、新年ってナニ?』です。


私は新年あけまして…、とも新春あけましておめでとう…とも言いません。
1月1日には、2020年あけましておめでとうございます。と言う派です。
旧暦での新年は1月25日、新春は2月4日(豆まき後)だからです。
どっちでもいいことかもしれませんが気になったのでまとめてみました。


では、何故1月1日派と、1月25日派、2月4日派がいるのか?
それは「旧暦」と「新暦」があるからです。

そもそもは、

月の満ち欠けを基準として太陽の動きも視野に入れた太陰太陽暦(陰陽道)旧暦中医学も薬膳も九星気学もこの太陰太陽暦を基準にしています。
旧暦では2020年は1月25日が元旦になります。

ところが、

明治維新のにち(明治5年ごろ)に、太陽の動きだけを基準にして作られた太陽暦新暦です。日本では新暦の1月1日を元旦と定め、国民の祝日にしてお祝いしているようです。

 

そして、

立春はまた別の話です。
一年を太陽の通り道の位置によって24の季節に分類されたものが二十四節気。
春夏秋冬に各6つの節気があり、『立春』という節気が一年の始まりとされていておおよそ2月4日あたりになります。

 


 

りぶちゃんのまとめ

九星気学や中医学、薬膳は旧暦を当てはめ、2月4日からを一年と考えています。
健康と気学は創造の源泉です。充実した一年を過ごすために傾向と対策を知っておくことも創造の源ではないでしょうか。

・月の動きと太陽の動きを基準にすると2020年は1月25日が元旦
・太陽の動きだけを基に国民の祝日と定められた元旦が毎年1月1日
・二十四節気での一年の始まりが立春

 


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‪りぶちゃんの薬膳勉強№16「五大凶方位は天道に勝る」体験談

りぶちゃんの薬膳勉強 №16(方位について-反省)

《前回は「思考軸が変わると必要なモノも変わる』よね!」でした》

今回は、『五大凶方位は天道に勝る』です。

 


 

いやー、かつて25年住んでいた関東ですが、一人一台の車生活に慣れると、都会の空港や電車など、人々の公共交通機関密集地には近寄りたくないなぁと思いました(笑)

都会には、『主観を重んじる価値観』を持つ人々が集うのも確かです。いろいろな刺激を頂いてきました。これは客観意識率(見た目、どう思われているか?)の高い田舎では味わえないありがさです。

ただ…、上京するにあたって、初日から移動手段をはじめトラブル発生、その上カゼをもらって帰ってきました。方位をじっくり見ると…まぁまぁ五大凶方位を犯しまくりでした。

 

やってしましました 笑うしかないです(笑)

 


 

りぶちゃんの反省その①

「月盤で東は天道だから…」
結論から言うと月盤の天道を過信するのは危うい。

『天道とは、天地自然の摂理に則し、旅行、絳、移転、結婚などの全てに大吉方位』
という方位なので惑わされやすいですね。

 

じつは、東京方面は私にとって2019年11月は五大凶方位の往復。
(本命的殺と本命殺の往復)ある意味自殺行為。

2019年全般では東京方面はそう悪くはないし、
『天道』を過信していました



 

すると、このような現象が現れました
・(往路)空港で初めてのトラブル発生
・(現地で)雨続き
・(現地で)カゼをもらった
・(復路)高速道路では事故渋滞に遭遇
・(復路)帰りの便も天候調整で離陸30分遅れ
復路にあたる下の二つは天しゃ日だったので、
それでも間に合ったといううれしい事実もある

 

 


 

りぶちゃんのまとめ
・たとえ天道でも、五大凶方位と重なる場合はリスキー。
『不快なコトが起こる可能性が高い』

・移動日に天しゃ日活用理論は健在

 


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りぶちゃんの薬膳勉強№14「九星が逆行する日盤切替と多かった質問」

りぶちゃんの薬膳勉強 №14(九星気学講座の補足)

前回までは「土用編を4回に分けて勉強しました」

11月22日と23日の切り替わりの時が『日盤切替』
気の流れが大きく変わります

土用って?間日って?など、前回のおさらいはこちら


先日「薬膳からみた九星気学2020年」の講座を二日間開催させていただきました。
・そこで多かった質問の答え
・まもまく日盤切替だよ!
という二つのお勉強をします。


 

多かった質問①
「年盤、月盤、五大凶方位、相克相性のどれを優先して考えたらよいか?」
ちょっとイメージしてみてください。大きな母船に乗って旅をしているとしましょう。その大きな母船が年盤です。その中のどの部屋?それが月盤です。

第一は母船の年盤です。
・第1のポイントは、母船(年盤)が良くて、部屋(月盤)でもよいことです。
(良いとは、五大凶方位にかかっていないこと)
・第2のポイントは、尚且つ行き先が相生の関係ということ。
・第3のポイントは、3泊以内であれば部屋(月盤)だけをみてもok。
(母船(年盤)が凶方位だとしたら、悪い方向に船が向かっているのでさっさと退散する)

 


 

多かった質問②
「月盤と年盤の距離は?」
諸説ありますが、基本的には3日で歩いていける距離が月盤に相当します。
それ以上は年盤をみてください。

 


そして、2019年陽遁に変わる日
日盤切替の日は11月22日と23日の切り替わりのとき。
隠陽遁が切り替わるタイミングです。年に2度あります。夏至あたりと冬至あたり。

この日を境に日盤が逆行しますので気の流れが大きく変わります
翌年の流れが入ってきたり、今までの不調が好転したり、未解決事が解決したり、好調が不調になったり、健康面でも急に好転したり悪化したり様々です。体調面ではしっかり薬膳で健脾(お腹の調子を整える)することが必要です。

なにせ、脾胃は気血をつくる場所のうえ、地場や気の巡りに影響されやすい場所だからです。また、この時は絶好の恵方参りのタイミングでもあります。2019年の恵方は東北東。そこに向かって心を込めて感謝と繁栄をお祈りしてはいかがでしょう。

過去にこちらでもお話ししていますのでご参考下さい。

 


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りぶちゃんの薬膳勉強№11「2020年の土用と間日・未病先防」土用編3/4

りぶちゃんの薬膳勉強 №11(土用編③)

前回は「№10秋の土用と薬膳・容平の季節、土いじり穏やかに過ごしましょう」とお話しました。

季節に合わせた生活を基本としているのが、
中医学(薬膳)のライフワーク。

「2020年の土用をいち早く知って対策を考えよう!」

\さて、ここからが大切です/

前回のおさらいはこちら

早速 2020年の土用をみてみましょう。前にもお勉強した通り、土用は年4回あります。年によって日には若干の違いがありますが、ならわしや意味合いは変わりません。

【2020年土用】
★この期間は土いじり、穴 掘り、引越し、旅行、移転、結婚、開業など新規事は禁忌

・冬の土用 1/18~2/3   丑 立春2/4
・春の土用 4/16~5/4   辰 立夏5/5
・夏の土用 7/19~8/6   未 立秋8/7
・秋の土用 10/20~11/6  戌 立冬11/7

(ちなみに恵方参りは立春、立夏、立秋、立冬、暦の月初め(月によって異なる)、日盤切替の日(年に2回)がよい。)

 

【2020年土用期間でも解禁日があります(間日)】
土用の間日は禁忌事を行える日
*冬土用の間日
1/24. 25. 27
寅・卯・巳の日
*春土用の間日
4/20. 21. 24. 5/2. 3
巳・午・酉の日
*夏土用の間日
7/23. 24. 28. 8/4. 5
卯・辰・申の日
*秋土用の間日
10/21. 23. 31. 11/2. 4
未・酉・亥の日

 

【土と土用】
・「土」は、中医学で「脾胃(消化吸収器系)」をさし、九星気学では「帝王(破壊と再生)」をさします。営養やエネルギーをつくる源であり、バランスを崩すと身体全体が滅びます。

・「土用」は季節移行期間であり、生と死を担当するとも言われています。また、土用の期間は土公神(どこうじん:土の神様)が土を支配するとされ、その期間の土いじりや旅行、引越し、移転、開業、結婚など新規ごとは土公神の怒りを招くため、してはいけないとされています。ただし、土用の間日は土公神が不在のため禁忌事を行える日です。

 

【土用の期間に効果的なコト】
土用の期間は、どの季節においても「自分軸を修正する期間」にあてると効果的。メンタル、健康、勉強、スキルアップなど、自分のやりたいコトや目標に向かっているか?充実感はあるか?などの見直しをするタイミングです。自分では枠を越せないときはコーチングを受けると大きな変化を得るられるでしょう。

 

★季節の土用に合わせた暮らしをすることが中医学薬膳のライフワークです。

 


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次のりぶちゃんの薬膳勉強№12は「季節の土用に合わせた暮らし方と食べ物」です


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りぶちゃんの薬膳勉強№10「秋の土用と薬膳『養収』・土いじり・旅行・移転✕」土用編2/4

りぶちゃんの薬膳勉強 №10(土用編②)

前回は夏の土用について、それは江戸時代に平賀源内が作った鰻屋マーケティングだとか…とお話しました。

季節に合わせた生活を基本としているのが、
中医学(薬膳)のライフワーク。

10/21から入る『秋の土用』
に注目してみましょう。

2019年秋の土用は、入り10月21日~明け11月7日

前回のおさらいはこちら

【土用は雑節のひとつ】
(雑節とは二十四節気を補助する日本独自のこよみ)
土用は、立春・立夏・立秋・立冬の 前約18日間の期間です。
冬は中医学(五行思想)のに振り分けられます。
季節の移行期間が「土用」とされています。

木ー春
火ー夏
土-各季節の移行期間(土用)
金ー秋
水ー冬

 

\さて、ここからが大切です/

前回のおさらいはこちら

 

【土用がどうした?ってことです】
古来より、土用の期間は土公神(どこうじん:土の神様)が土を支配するとされています。その期間の土いじりや旅行、引越し、移転、開業など新規ごとは土公神の怒りを招くため、してはいけないとされています。

現在でも建築関係では土用の期間は土を掘り起こすことを避ける場合があるようです。

身体においては、土用の期間は土に対応する「脾胃(消化吸収系)」が不調になります。気血水をつくる「脾胃(消化吸収系)」が不調になると、エネルギーや栄養不足から体調不良が起こり、発病へと進んでいきます。

 

【秋は『容平・収斂』の季節】
秋の土用は『陰』『収』の季節。外気の乾燥や気温差、台風など変化が多い時期です。身体内部も変化に反応します。平静を保つためにバランスをとろうとして無意識に気血水が消費され乾燥が起こります。秋は、冬眠の準備期間ですので無駄な動きは控え、勉強や自宅でゆっくりと過ごす、秋の夜長は早寝する、穏やかに過ごす『養収』という養生法がおすすめです。

 

【そんな長期間無理!!って方は間日(まび)を活用】
土用の期間でも土公神が地上を離れ天上に行く間日(まび)という日があります。その日は土用の期間でも土いじりや旅行、引越し、移転、開業など新規ごとが差し支えないとされています。動くのはその時です!計画的に一年を過ごしましょう。

★2019年の秋の土用★
土用入り 10月21日~~土用明け 11月7日
立冬 11月8日
間日(未・酉・亥の日) 10月25日・27日・29日、11月6日

 

【秋の土用はどんなものを食べるといいの?】
これがまた面白い!!
薬膳では『白いもの』『潤わすもの』ですが、暦では月破の辰から『た』のつく食べ物や、秋とは相克の『青い食べ物』と言われています。これも容平の食べ物になります。白いものでたのつくものが良いのかもしれませんね(笑)

大根・たまご・玉葱・青魚(さんまなど)・青い野菜類などがあげられます。

 

 


「基礎から学ぶ薬膳教室」ではこのようなお話もしております。
次のりぶちゃんの薬膳勉強№11は「2020年の土用と間日です」


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りぶちゃんの薬膳勉強№7「大切な人が体調を崩した!何かできることないかな?」

りぶちゃんの薬膳勉強 №7

無意識ながら夏の暑さや湿度と戦っていた体は

 

夏の暑さや湿度と無意識ながら戦っていた体は、
ストレスと疲労がたまっています。
既に咳や気管支炎など体調を崩された方や、
高熱が出て点滴を受けた方もチラホラ。

そんなとき…、
水分補給に『水』では潤い補給はできません!
側でいることが出来たら、
症状に合わせた対策や薬膳料理を
作って差し上げることもできるのに…、
と思うことも多くなりました。

クーラーの中でいたとしても、
「抵抗力や防衛力が落ちています」
特に持病のある方は身体を守る「気」が足りなくて再発することも…。
とにかくメンテナンスが必要。
その原理と対策です



\未病のうちに対応できる『一家に一人の薬膳師』は本当に必要/
大切な人を守るための基礎から学ぶ薬膳教室 も開講しております。
薬膳は中国伝統医学がベース。
お時間を作ってご受講頂くと健康に対する視点が変わります。



池田のり子師匠の連載記事を使わせていただきました


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りぶちゃんの薬膳勉強№5「2019年の夏至は6月22日☯ 夏至は転換日」

りぶちゃんの薬膳勉強 №5

季節に合わせた生活を基本としているのが、
中医学(薬膳)のライフワーク。

2019年の夏至は6月22日(土)

 

北半球では最も日照時間が長くなり、南半球では最も日照時間が短くなる日。陽と陰の気が入れ替わります。大自然が及ぼすこのような環境変化に人間も影響を受けます。

しっかりと暑さ対策、除湿対策をして睡眠をとりましょう。

 

角田真理子さんの作品です

 

また、陰陽が転じるタイミングは『恵方参り』の日。
立春・夏至・冬至・春分・秋分・日盤切替

今年は「東北東のやや東」。その方向に向かってお詣りすると来福開運。

 


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りぶちゃんの薬膳勉強№4「運気が大きく変わるタイミング (日盤切替)と恵方参り」

りぶちゃんの薬膳勉強 №4

季節に合わせた生活を基本としているのが、
中医学(薬膳)のライフワーク。

お気づきでしょうか?

5/26の日盤切替を境に運気が大きく変わっています。

良い悪は別として、今年の運気が
5/26までは加算(陽)されていましたが、5/27からは減算(隠遁)されてゆきます。

日盤が逆方向に回り始めるからです。
そして、翌年の気が流れ込んできます。

陽から陰へ、陰から陽へと変化する陰平陽秘の時。陽極まって陰となるを暦で知ることができる時期。
これまでと逆の方向に流れ始めるタイミングです。

★このタイミングでは恵方参りが吉。
因みに2019年の恵方は「東北東のやや東」

恵方詣りに最適な陰平陽秘のタイミングは節がわり。
・立春
・夏至・冬至
・春分・秋分
・日盤切替(年に2度あります)

 

#山紫澪