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りぶちゃんの薬膳勉強№10「秋の土用と薬膳『養収』・土いじり・旅行・移転✕」土用編2/4

りぶちゃんの薬膳勉強 №10(土用編②)

前回は夏の土用について、それは江戸時代に平賀源内が作った鰻屋マーケティングだとか…とお話しました。

季節に合わせた生活を基本としているのが、
中医学(薬膳)のライフワーク。

10/21から入る『秋の土用』
に注目してみましょう。

2019年秋の土用は、入り10月21日~明け11月7日

前回のおさらいはこちら

【土用は雑節のひとつ】
(雑節とは二十四節気を補助する日本独自のこよみ)
土用は、立春・立夏・立秋・立冬の 前約18日間の期間です。
冬は中医学(五行思想)のに振り分けられます。
季節の移行期間が「土用」とされています。

木ー春
火ー夏
土-各季節の移行期間(土用)
金ー秋
水ー冬

 

\さて、ここからが大切です/

前回のおさらいはこちら

 

【土用がどうした?ってことです】
古来より、土用の期間は土公神(どこうじん:土の神様)が土を支配するとされています。その期間の土いじりや旅行、引越し、移転、開業など新規ごとは土公神の怒りを招くため、してはいけないとされています。

現在でも建築関係では土用の期間は土を掘り起こすことを避ける場合があるようです。

身体においては、土用の期間は土に対応する「脾胃(消化吸収系)」が不調になります。気血水をつくる「脾胃(消化吸収系)」が不調になると、エネルギーや栄養不足から体調不良が起こり、発病へと進んでいきます。

 

【秋は『容平・収斂』の季節】
秋の土用は『陰』『収』の季節。外気の乾燥や気温差、台風など変化が多い時期です。身体内部も変化に反応します。平静を保つためにバランスをとろうとして無意識に気血水が消費され乾燥が起こります。秋は、冬眠の準備期間ですので無駄な動きは控え、勉強や自宅でゆっくりと過ごす、秋の夜長は早寝する、穏やかに過ごす『養収』という養生法がおすすめです。

 

【そんな長期間無理!!って方は間日(まび)を活用】
土用の期間でも土公神が地上を離れ天上に行く間日(まび)という日があります。その日は土用の期間でも土いじりや旅行、引越し、移転、開業など新規ごとが差し支えないとされています。動くのはその時です!計画的に一年を過ごしましょう。

★2019年の秋の土用★
土用入り 10月21日~~土用明け 11月7日
立冬 11月8日
間日(未・酉・亥の日) 10月25日・27日・29日、11月6日

 

【秋の土用はどんなものを食べるといいの?】
これがまた面白い!!
薬膳では『白いもの』『潤わすもの』ですが、暦では月破の辰から『た』のつく食べ物や、秋とは相克の『青い食べ物』と言われています。これも容平の食べ物になります。白いものでたのつくものが良いのかもしれませんね(笑)

大根・たまご・玉葱・青魚(さんまなど)・青い野菜類などがあげられます。

 

 


「基礎から学ぶ薬膳教室」ではこのようなお話もしております。
次のりぶちゃんの薬膳勉強№11は「2020年の土用と間日です」


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カスタマイズされた『簡単!健康 薬膳酢の素』コレクション

簡単! 薬膳酢の素コレクション
(ピクルス・健康保存食)

気血水を調整する保存食キット

時間の空いた時は未病先防(病気になる前に季節を先取りした予防法)を意識して、四季折々で効果的な保存食を作りましょう。前回ご案内したピクルスが大好評。皆様からおよせ頂いた個性豊かな「薬膳酢」をご紹介いたします。酢に漬け込むだけの簡単キットなので応用仕様もさまざま。


お好みのお酢約1ℓに、薬膳酢の素を入れて数日待てば3~4倍ほどに膨れ上がります。膨れたらそのまま食べれますし、小さく刻んで酢の物やお料理にも使えます。また、薬膳酢を小分けにして色々なお野菜やイリコなどをつけてると様々な味が楽しめます。


     


豆乳に大匙2~3杯の薬膳酢を入れるとヨーグルトのようになります。
腹持ちも良く、満腹中枢を安定させたり、代謝を高めてくれうので、
バランスのとれたダイエット食としても人気が上昇しています。
一年物の薬膳酢は酸味が抜けてまろやか。

夏場は桑、枇杷、西瓜、キウイ、バナナ、柑橘類を加えると、
暑さ対策の食養生ができます。それらをジャムやソースにして
薬膳酢ヨーグルトに加えると、至福のデザートになります(*^^*)


最後は具にだし汁や鶏肉、卵などを入れて酸辣スープを作りましょう!


大きく膨らむ

薬膳酢の素キットはこちら


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薬膳を学んで…。「こんなご活躍をされています①」

 

基礎から学ぶ薬膳教全8回を修了された皆様のご活躍 》

基礎から学ぶ薬膳教室全8回を修了された方々は、色々な方面でそれを活かしておられます。

・ご家族や自分の体調管理に役立てている 98%

・習ったけど忘れた!! 実践できない 2%

・その中で、薬膳を発信している方 30%

 


 

『一家に一人の薬膳師』もどんどん広まっています。
薬膳を発信されているファシリテータの
ご活躍を随時紹介させていただきます。

▼メディアや野菜ソムリエプロの人脈を通してご活躍中の角田真理子氏。一度に多くの方にご紹介出来て嬉しいですね。次回は私も拝聴させていただきます(*’▽’)

 

▼薬膳の知識を「寺子屋薬膳で」無料講和下さる佐伯侑美氏。76番札所金倉寺

 

▼糖質オフインストラクターの角度から、身体の錆びつき度(糖化度)を機械で測定しながら、結果に合わせて食を提案下さる北川典子氏。糖質オフのスイーツが大人気。

 

 

▼教育委員会食育ボランティアでの登壇や、食育活動にご熱心なオフィスIKUYO代表 則久郁代氏。『かがわキッズ冊子春号にお料理掲載』『四国新聞ITSMO毎週金曜日に3月末までお料理連載』など、こちらもメディアを通して、食の大切さを伝えて下さっています。

 

 

 

ひとまず、今日はここまで(‘◇’)ゞ

 


薬膳は、メディアやSNSの情報を鵜呑みにして間違った解釈をしやすい分野です。
願わくば正しい薬膳を基礎から学んで健康管理管理に役立て、イキイキと効率の良いお仕事をしてて頂きたいと思っています。基礎から学ぶ薬膳教室全8回は、日常に活かせる内容をピックアップしてお伝えしていますので是非ご参加下さい。


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