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梅雨はむくむと言うけれど…?りぶちゃんの薬膳勉強№25

りぶちゃんの薬膳勉強 №25(梅雨はむくむとと言うけれど…)

《前回は「春夏の身近な薬膳素材でした》

むくみは梅雨のせいではございません。

《 むくむ原因は人それぞれ 》

 

日本では梅雨前線(ばいうぜんせん)が停滞すると、「梅雨(つゆ)」という季節になり、梅雨入りや梅雨明けがあります。梅雨の特徴はだらだらと雨が降ること。雨天が続くことで、気圧、多湿、気温の変化などから『適応障害や不快』が増えてきます。

その影響が出やすいのが「浮腫み(むくみ)」です。不調を訴える人も多くなりますが、梅雨だといっても、不快でなければむくまない!! 対処できていればむくまない!! というお勉強です。


 

気(エネルギー)がつまっても、血(栄養代謝)がつまっても、水(津液)がつまっても、むくみます。そもそものむくみは水腫でないことのほうが多いです。

むくむ原因はいろいろありすぎてわからないほどですが、湿度や温度変化、天気など鬱々とした気分や機能低下が主な原因です。そこに梅雨の湿度が加勢するので「梅雨のせいだと思い込んでしまうのです。」

「むくみにはあれがいいこれがいいと、メディアであれこれ言ってた」など、むやみやたら利尿効果の高いものを食べたり、長湯やサウナなどで大汗をかくなどは、下手すると逆効果のこともあります。必要なのは自分のむくみに合った対処法!

 

【どの舌もむくみがあります】
むくみ原因はどれも異なります

 

【浮腫む原因のTOP10】
・食べ過ぎ飲みすぎからくるお腹の疲れ
・スマホ、パソコン過多からくる血の問題
・暑さ寒さ、冷えや熱ストレスからくる気血の問題
・運動不足や退屈さからくる気力低下
・適応ストレスからくる気血の減少
・睡眠時間の多すぎ少なすぎで気血水低下
・睡眠の質の低下で気血水低下
・家族ストレスで気血の問題
・会社ストレスで気血の問題
・持病や薬害

【湿を尿に変える代表食材】
はと麦、そらまめ、とうもろこし、小豆、緑豆、緑豆もやし、とうもろこしのヒゲ、瓜系、瓜系の皮などなど

▲上の二つは平常で使える食材例
その中でも、南蛮毛は血の問題向け。そら豆は気の問題向け


▼下の二つは湿と暑さが加わって、消化器系が熱っぽくなっているとき向けの例。
(どちらも体内の余分な熱や湿をスムーズに放出してくれます)
左は炒りはと麦と十薬を使った薬膳茶
右は緑豆とはと麦の氷砂糖煮

 

【まとめ】りぶちゃんは考えた
・むくみの第一原因は自分の感情。
不快に思うと、気血水のめぐりが弱まり、体のいたるところに湿が停滞するということ。そこに外の湿度が加勢してさらに浮腫むのが梅雨のころだと。

・梅雨であろうがなかろうが快適を保とう!!

・気血水足りてる?めぐってる?ってことだと。

 


★どんな症状の時に何をどう組み合わせると効果的か?と考えるのが薬膳師です。
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